第10回 東京インタラクティブ・アド・アワード 受賞作品発表

 2012年7月23日、「第10回東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」の贈賞式を開催し、グランプリ、特別賞、およびスペシャルスポンサーアワード最優秀賞を発表しました。

 今年2012年のグランプリには、本田技研工業「CONNECTING LIFELINES」が輝きました。

 特別賞は、ベストインタラクティブプロダクション賞を「Rhizomatiks co., ltd.」が受賞。また、クラフト賞は、Intel「The Museum of Me」が受賞しました。

 さらに、スペシャルスポンサーアワード最優秀賞には、Google Innovative Work賞に「おはなしごっこ」、cci スマートデバイス広告賞に「Backseat Driver」が輝き、それぞれ副賞として賞金50万円が贈られました。

プレスリリース
 
     
   
部門別応募作品数および受賞作品数
メインカテゴリー
部門
カテゴリー
応募総数
特別賞
金賞
銀賞
銅賞
入賞
オンライン広告部門
21
   
1
1
1
●ウェブサイト部門
 
134
   
1
3
5
5
コーポレートサイト
29
   
1
1
1
プロダクトサイト
35
 
2
2
キャンペーンサイト
70
   
1
2
2
2
●アプリケーション部門
 
47
   
2
3
2
PC アプリケーション
17
   
1
1
モバイルアプリケーション
30
   
2
2
1
モバイル部門
14
   
2
オンラインビデオ部門
45
 
1
1
2
3
アウトドア部門
15
   
3
1
ベストユースオブメディア部門
27
   
1
1
3
●インテグレーテッド
キャンペーン部門
 
47
   
1
3
5
インタラクティブ
13
   
クロスメディア
34
   
1
3
5
その他のインタラクティブ広告部門
25
*  
1
2
ベストインタラクティブプロダクション賞    
1
       
クラフト賞    
1
       
375
1
2
6
12
24
12

スペシャルスポンサーアワード
部門
応募総数
最優秀賞
入賞
Google Innovative Work 部門
15
1
3
cci スマートデバイス広告部門
18
1
4
33
2
7
詳細はこちら
 
     
   

伊藤直樹審査員長の講評

 「審査会はフェアであることが何よりも優先されるべきです。
 ある種、神聖な場所です。昨年もそうでしたが、作品の制作者本人は退席しなければいけません。当然、自分の作品には投票できません。クリエイティブ表現としてもっとも優れた作品をただ選ぶ場所。そのなかで、金、銀、銅、ファイナリストを決める。決め手は、議論です。
 今年も、とにかく話しました。制作者本人がいないと本音のトークも出てきます。広告を外から見ていたメディアアーティストの千房さんや長谷川踏太さんに審査に加わっていただいたおかげで、広告というものを客観的に捉える審査会になりました。

 TIAAで金賞が獲れるとカンヌでも確実にライオンが獲れる。しかもゴールドレベルのライオンを獲れる。
 いま、日本のデジタル・クリエイティブは世界のトップレベルにあります。世界もそういう評価をし、日本はとても尊敬されています。 もっと言ってしまうと、TIAAはカンヌより的確に作品を評価しているとさえ個人的には感じています。
 その作品がネット上であのときどれぐらい話題になっていたかについて、当事者である我々日本人のほうがリアルです。さらにモバゲーやミクシィについてもリアルです。そういった実効果の視点やリアルユーザーの視点で審査することができるからだと思います。

 10回目を迎える今年のTIAAですが、金賞の数がこれまででもっとも少ない6作品でした。私の印象では、年々審査員の眼が厳しくなっているように思えます。たぶんですが、金賞とは「特別なものであり、世界で勝負できる作品」と考えているのではないかと思います。
 『NIKEiD FRIEND STUDIO』はミクシィというデジタル・マスメディアでおこなう企画としてとても理にかなっています。『SPACE BALOON PROJECT』はインターネット上の生中継でこれほど盛り上がったものが過去にあったでしょうか。
 『森の木琴』はYouTube上のコマーシャル・フィルムとして、日本の歴史上もっともビュー数を獲得した作品です。『The Museum of Me』は日本の枠を超えてグローバル規模のミュージアムになりました。
 『九州新幹線/祝! 全線開業キャンペーン』ではソーシャルメディアとインターネットが人々を動員する力になることを証明しました。

 グランプリを受賞した『CONNECTING LIFELINES』はいったん空の上にあがったクラウドが新しい価値となって社会に還元する、インフォグラフィックの究極のカタチ。デジタル・ライフラインと言える素晴らしいプラットフォームで、「でじでじしない」という今年のテーマにもっともふさわしい「生きることのそば」にある作品です。

 また特別賞は、フィジカル・コンピューティングの領域で日本随一の活躍を見せているライゾマティクスにベストインタラクティブプロダクション賞を、ソーシャルメディア上の情報を過去もっとも美しくビジュアライゼーションしたと言っても過言ではない『The Museum of Me』にクラフト賞を。ベストクリエイター賞については残念ながら今年は選出されませんでした。

 最後に、記念すべき10年目を迎えたTIAAにふさわしいたくさんの良作に出会えたことを心よりうれしく思います。受賞された皆様、本当におめでとうございます。

     
 


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